剣盾ダブル シーズン9のランクマッチ(伝説・幻以外使用できる)で使用しました。
ギミックに寄せ気味の構築です。
上位ポケモンが使用できないシリーズ6では使用できません(特にギミックの核になるトゲキッスが使用できない)が、いずれ何かに使えるかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
[パーティ]
[選出・動き]
〇基本選出
・ポットデス+トゲキッス 裏:ケンタロス+トゲチック
ポットデスのお茶会でトゲキッスにサンの実を食べさせて急所ランクを+3(確定急所)にします。場合によってはトゲキッスを守らせながらこれを行います。
適当にポットデスを退場させて、死に出ししたケンタロスをダイマックスさせながらトゲキッスの神速で怒りのつぼを起動します。後はケンタロスをトゲキッスとトゲチックで守りながら相手のポケモンを全員倒します。
〇バンドリが刺さっている、もしくはケンタロスが出しにくい
(特にS操作と強力な特殊アタッカーの組み合わせ相手ではこちらを出します)
・バンギラス+ドリュウズ+トゲチック+トゲキッス(出す順番は相手に合わせる)
バンドリをトゲチックやトゲキッスで守って相手のポケモンを倒しきります。
[個別紹介]
性格: ようき
努力値: H4 A252 S252
実数値: 136-117-85-*-134-134
お茶会を開きます。
唯一お茶会を覚えるポケモンなので採用しました。
物理ダイジェットに対して砕ける鎧が発動して無理矢理行動できる可能性があるので砕ける鎧にしました。
その結果、水流連打等多くの連続技を耐久に振っても耐えなくなったのでAS振りにしました。ただ、自爆の火力はそんなにいらないのでHSなどで良かったと思います。
守っている味方に木の実を食べさせられるお茶会がとても優秀だと感じました。状況に合わせて2種の退場技を選べたり、不確定ながら隣を守ったりできるのも良かったです。
性格: おくびょう
努力値: H244 B100 S164
実数値: 191-49(最低値)-128-140-135-133
☆素早さ目安
最速ポットデス -1
準速トゲキッス +1
お茶会で木の実を食べてケンタロスのツボを突きます。
確定急所トゲキッスをダイマックスエースにすることも可能だと思い、最初は特攻を高くしていました。しかし、ケンタロスのツボ起動を優先することが多かったので、そのサポート性能を高められる耐久振りに変えました。
神速は優先度+2であるため、相手より素早さが高ければこの指止まれや怒りの粉に吸われず強力でした。
ツボ起動ターンはダイマックスで相手の攻撃を無理矢理耐え、次ターン以降トゲキッスが生き残ってしまってもこの指止まれで守ることができるというのも優秀でした。
一度お茶会を経由するという手間をかける価値のあるツボ起動要員だと感じました。
性格: ようき
努力値: H4 A252 S252
実数値: 151-152-115-*-95-178
いかりのつぼアタッカーです。
ダイマックスによる耐久上昇を利用して無理矢理ツボを起動することが多く、そのターンにエースバーンや追い風ウオノラゴンのような物理技主体のポケモンからのダメージを抑えたかったのでアッキの実を持たせました(特殊高火力相手はどうしようもないのでケンタロスを出さない)。
不一致技の火力の無さを感じることもあるので命の珠などの火力強化アイテムが欲しい場面もありました。
同じ特性を持つワルビアルと比べると、弱点の少なさや素の素早さの高さが優秀でした。
一方で全体技が一致で打てないので、相手の場のポケモンを倒しきることでこちらが倒されないという動きはできません。その点は、ツボ起動ターンにダイマックスで耐久を上げるという動きや、ツボ起動要員が場に残っても残らなくても味方を守ることのできるトゲチックとトゲキッスの2匹で解決しました。
性格: のんき
努力値: H228 B228 D52
実数値: 159-*-147-*-132-40(最低値)
主にツボ起動後のケンタロスを守ります。
この指止まれを覚える中で耐久が高く、低い素早さからのお先にどうぞでスイッチトリルへの耐性をある程度付けられる点が優秀でした。
特性がトレースのポリゴン2やサーナイトの攻撃技は特殊技であることが多いので特性ははりきりにしました。
トゲキッス同様ダイマックスで1匹ずつ倒していくケンタロスとこの指止まれの組み合わせが優秀でした。
構築内にバンドリがいることでよく出て来るゴリランダーの技に耐性があるのも良かったです。
調整は別の構築で使っていたダウンロードで相手の攻撃が上がるように防御を振り切っていないものの流用です。特に問題無かったのでそのまま使いましたが、もう少し良い調整があるかもしれません。
それぞれ
いじっぱりHA
ようきAS
純正トリパや天候パ、追い風からワイドフォース狙いのパーティのようなツボ起動ターンにケンタロスが倒されたり、ケンタロスを守り切れなかったりする相手と戦ってもらいます。
地均し+保険岩雪崩でH振り程度のブリムオンを倒そうと思いつつも、どちらの耐久も削りたくなかったのでドリュウズの持ち物は柔らかい砂にしました。
選出率は3割程度でしたが、とても活躍してくれました。
元々この2匹がそれぞれ強いうえに基本選出のトゲチックやトゲキッスと相性のいい組み合わせである点が良かったと思います。
技や調整はもう少し改良できそうです。
[戦績・使用感]
シーズン中盤に順位が3桁(800位くらい)になって満足しました(その後は別の構築を使っていました)。
基本選出かバンドリかの2択でしか選出しませんでしたが、確定急所ダイマトゲキッスとドリュウズで戦うような選択をできるように考えることもできたかもしれません。色々とカスタマイズできそうでした。
どのポケモンも想像以上に活躍してくれましたが、特にトゲチックは耐久と耐性を活かして大活躍でした。低い素早さとフレンドガードを持つピッピも選択肢でしたが、この構築ではトゲチックにして良かったと思います。
また、私事ですがサンムーン時代にトゲキッス始動のいかりのつぼ構築をよく使っていたので、懐かしさもあって楽しかったです。
来シーズン(シリーズ)ではトゲキッスが禁止になるため、トゲキッスを用いた起動方法は使えません(裏選出用のバンドリも使えない)が、色々とやりたいことを試してみようと思います。