ガラル地方で新しく登場したポケモンのみ使用可能なダブルバトルの公式大会、ガラル★ルーキーズで使用しました。
考察(どういう相手がきついか)と動かし方の練習が足りず、1650から1700頭をふらふらしながら最終レート1692でした。
見せ合いと先発が変わった見た目をしていることが楽しく、45戦できたのが良かったです。
一方で、想像よりヤドン・バリヤード・ダイオウドウが活躍しただけに活かしきれなかったことを反省しました。次回の糧にするため簡単に書きます。
【パーティ】
【選出(立ち回り)】
先発 ヤドン + バリヤード(まれにイエッサン) 後発 ダイオウドウ + 残りの1匹
大半のパーティはイエッサン♀でサポートするトリパの展開を阻止する手段を持つため、ほとんどの対戦では先発バリヤードを優先します。
バリヤードでサポートしつつヤドンで、もしくはヤドンで守りつつバリヤードでトリックルームを展開します。その後、バトンタッチや交換・死に出しなどでダイオウドウをヤドンの隣に置き、じならしで弱点保険を起動します。この際にダイオウドウが相手からのダメージが入ることもありますが、癒しの波動で誤魔化します。
ダイオウドウのダイマックス技は自身と隣の耐久を上げることができるので、トリックルームが切れた後も最後の1匹もしくはヤドンでトリックルームの再展開を狙います。(そのため、ダイオウドウに守るは必須なのですが、なぜか消してしまいました。)
【簡易ポケモン紹介+反省点】
生意気 H252 B4 D252 素早さ実数値18(最遅)
ダイオウドウの保険発動用に生存させる必要があるため守るを採用し、立ち回り上削れる可能性のあるダイオウドウを癒しの波動で回復させます。
あくびも採用したかったのですが、うまく扱えないと判断して不採用にしました。
このポケモンは特に問題無く活躍しました。
陽気 A252 D4 S252 素早さ実数値は167(最速100族)
今大会最速の猫騙し使いです。
巻き込み地震(ウオノラゴンやヒヒダルマ)+保険ジュラルドンもしくはバリヤード以外の猫騙し持ちに対しては猫騙し、封印やトリル返しや催眠技(ワタシラガやバリヤード・イオルブ)や挑発には挑発、手助け+高火力技やドラゴンテールにはこのポケモンの襷トリックルームを打ちます。
そうした動きをすることでトリル展開に大きく活躍してくれました。
バトンタッチが交代技としてはやや使いにくいのが欠点です(バリヤードより素早さの高い相手に後続を無償降臨できない)。マネネの癒しの願いがタマゴ技から削除されていなければ、安全にダイオウドウを場に出せただけに悔やまれます。
勇敢 A252 残りをHBDにうまく 素早さ実数値31(最遅)
トリルエース。素早さを1段階下げることで同じくトリルアタッカーとして強力な29族のブリムオンと同速(実数値20)になります。
マルヤクデピンポイントの岩雪崩は守るに変える必要がありました。立ち回り上必要な技であるため、守るさえあればという対戦が非常に多かったです。
勝った対戦は全てこのポケモンが相手のポケモンを3体以上倒しており大活躍でした(バリコオルやデスバーンは相手を1匹倒すのが限界であるため)。一方で守るを入れなかったことで負けた対戦が多く、とても反省しました。
臆病 H12 B244 S252
基本的にはトリル弱点保険展開後にダイオウドウをこの指止まれで守るポケモンです。
バリヤードの紹介で触れたようなトリル対策が無い相手(もしくはその可能性が無いと見抜ける相手)ならばイエッサンの方がトリルサポートとしても安定するため、先発でもよく選出しました。ただし、レートが上がるにつれてそうした相手は減ったため、選出したとしても後発のみでした。
主に後発で使うのであれば最速にする意味やバトンタッチや光の壁を採用する意味は薄いため、耐久に振りつつ念のため癒しの願いを入れるのが良かったと思います。
冷静 H252 C76 D180 素早さ実数値は67(最遅)
攻めのターン数が限られるトリパは壁に不利だろうという理由で採用しました。
語感で選んだかのような持ち物も含めてちゃんと活躍していたものの、打つ相手がほとんどいないサイコキネシスを入れるよりはパーティが苦手な鋼タイプ入りに打てる催眠術の方がまだ良かったように思います。
ダイオウドウが苦手なアーマーガアや相手のダイオウドウ・ブリムオン・デスバーン(同速対決になりがち)に強く無いのでそうした相手に有利なポケモンがいれば変更した方が強いと思います。
勇敢H252 A252 D4 素早さ実数値は31(最遅)
ヨクバリスを誤魔化したり、相手のダイオウドウ・ブリムオン・デスバーンに強くしたかったりしたのですが、立ち回りとミスマッチな技構成や適当な努力値振りが災いし、活躍させることができませんでした。
この技構成ではトリル下でダイマックスしたダイオウドウの隣に置いたときに手軽に打てる技が鬼火しか無いことです。デスバーンでダイマックスするのであればこの技構成でも強いのですが、ダイオウドウでダイマックスしない動きを許してくれる相手はいませんでした(ただしこれはダイオウドウに守るが無いせいでもある)。
デスバーン自体は第2のヤドンして使うこともできると思うので悪くないと思うのですが、型や調整・このポケモンを絡めた立ち回り等もう少し考えるべきだったと思います。
【使用感】
分かりやすい反省点が多く、アーマーガアとトリルミラーに勝ちやすくするような改善も必要だったと思います。
一方で、普段あまり使用しないポケモンが活躍したのは楽しかったです。
次回は早めに準備をし、大会前に開かれる仲間大会や対戦会などの練習の場を活かしたいと思います。
この構築とは関係ありませんが、ルール自体がとても楽しいと感じたのでサブスイッチ+サブアカウントで別の構築を使いました。
時間が無かったのでマックスレイドバトル用のポケモンが入っていたり、30戦しか出来なかったりしたのが悔やまれます(なぜか最終レートはこちらの方が高くなりました)。
こちらも初めて使った襷ダルマモードヒヒダルマや眼鏡マタドガス・輝石バリヤードが活躍してくれて面白かったです。
ヒヒダルマの炎のパンチは守るか堪える、マタドガスのヘドロウェーブはマジカルシャイン、パッチラゴンのじしんはじならし、ウオノラゴンは別のポケモンにそれぞれ変えた方が良いと思います。