理由はよく知らないけれど、あまりにも低いダメージだと起きる0ダメージ。
これとダメージに関わっているかもしれない技や特性について調べようと思ったら見つけた変わった現象。
0ダメージを受けたポケモンが「がまん・カウンター」を使ったらどうなるかを調べようとしたときのもの。
BV:24-20774-74944
7ターン目に「カウンター」が急所に当たっているうえにタイプ相性の表示が出ている(本来は無効の場合のみ表示される)。
ちょっと面白かったのでちゃんと調べようと思った。
まず、ダメージ0が起きる理由を考えた。
wikiによるとダメージ計算式は
((攻撃側のレベル × 2÷5＋2)× 技の威力 × 攻撃側の能力値 ÷ 防御側の能力値 ÷ 50＋2）×(0.85以上1.00以下の0.85から0.01刻みの数字16個からランダムに選ばれた数)
この後にタイプ一致、タイプ相性１、タイプ相性２の計算がされるらしい。
小数点以下は全て切り捨てなので攻撃側の能力値と防御側の能力値に相当な差があると÷50より前の部分は切り捨てで0になって最後の+2だけ残る。
これに×(0.85~1.00)がされて切り捨てが入るのでこの時点でダメージは1～2。
ここでタイプ一致が計算されて切り捨て処理をするとダメージは1～3。
さらにタイプで半減されて切り捨てると0～1。
もし４分の１倍の技ならさらにタイプで半減されて切り捨てると0になるはず。
しかし、実際には明らかに能力差のあるポケモンでタイプ相性４分の１倍の技を受けてもダメージは1食らった。
等倍の技でも「リフレクター・ひかりのかべ」を張った状態で受けたらダメージ0だった。
なのでタイプ相性までのダメージ計算後にダメージ0の場合、それに＋1する。
また、その後に「リフレクター・ひかりのかべ」の処理が入り、ダメージが半分になって切り捨てで0になっている。(wikiに書いてある順番と異なる)
壁無しでホズの実持たせてノーマル技受けたりとか、マルチスケイルで体力満タンだったりしても+1の処理を受けてから切り捨てされているらしく、ダメージ0だった。
この辺りの細かい部分はまた今度調べたい。
+1の処理は関係無いけれど、処理の順番はダメージ計算するのに重要になるだろうと思って、ダメージ計算のサイトの参考にしてるものみたいなの見たけれど、もうすでにこの順番になっているようだった。
+1の処理は存在しないため、ダメージ0が表示されるみたいだったけれど、仮に入っててもこの処理が使われることは一切無いだろうから関係無い。
