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主にポケモン

【秋のトリプル運動会(ORASトリプルチーム戦・使用構築】重力地震+いば神秘+守る封印

しっとさん主催の秋のトリプル運動会に参加しました。
ルールはORASトリプルバトル レート準拠 3人1チーム 使用ポケモンの被り無し(フォルム違いも同一ポケモン扱い)です(ルールの記載がローテになっていたので修正しました。申し訳無い。)


あちゅさん、ちゅーいさんとチーム「アフロ耳毛鼻毛」で参加しました。

・ちゅーいさんの構築記事 

blog.livedoor.jp



・あちゅさんの構築

atyu080.hatenablog.com



結果はチームとして3位でした。とても嬉しいです。
個人としては予選4勝1敗、準決勝勝ち、3位決定戦勝ちでした。

以下私の使用構築です。
何かの参考になれば幸いです。

[使用構築]

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画像はポケットファンクション様のPGLカード風パーティー紹介ジェネレーターを用いて作成しました。


[構築経緯]
構築作成+練習の時間が取れず、使い慣れた構築から選択することにしようと思い、この記事にある重力地震の構築(改変後)を基にした構築を使うことにしました。
上記記事内は上記並びのドーブルが霊獣ランドロスで、鉢巻だいばくはつ警戒で守ってくる相手に対して盤面を整える並びでした。ただ、相手の守る依存で展開するよりもサポーター(ドーブルなど)を用いて展開する方が展開の確実性は増すと感じることが多く、ドーブル入りでチームメイトに試してもらったところ戦えそうだったので、今回の構築の形になりました。

[選出・動かし方]
 ・基本選出
  先発: ムシャーナ+ドーブル(真ん中)+ニャオニクス
   ドーブルでサポートしつつ、トリックルーム・封印・神秘の守り・重力を展開します。その後、カバルドンに威張って地震を打ちます。カバルドンは雑に扱うので倒れることも多いですが、倒れたらメガハガネールに威張って地震を打ちます。
    勝敗は基本的に1ターン目の行動の噛み合いで決まります。どんな形で展開しても良いですが、一部の場合のみ事前に決めていた動きをしようと考えていました。
    ・トリックルームを封印されそうな場合: ニャオニクスで横取り
    ・神秘の守りが横取りされそうな場合: ドーブルワイドガード
    ・ムシャーナ集中に対応できない場合: ムシャーナを守らせつつニャオニクストリックルーム

 ・ゴチルゼル+滅び(あまり攻撃技を打たなそう)
  先発: ムシャーナ+カバルドン(真ん中)+ニャオニクス
   実際に戦ったことはありませんが、ドーブルを出すと脱出できないまま滅びで3匹持って行かれて負けると思ったので、こうする予定でした。守るを封印して相手のポケモンを倒していくことになると思います。

[各ポケモンの説明]
ムシャーナ

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持ち物: メンタルハーブ
特性 : テレパシー
性格 : なまいき
努力値: H252 B140 D116
実数値: 223-*-123-*-143-30(個体値0~1)
技  : いばる/ふういん/まもる/トリックルーム

[耐久目安]
攻撃6段階上昇テラキオンのダブル補正岩雪崩耐え
命の珠ギルガルドシャドーボール耐え

トリックルームと封印を展開します。
封印はトリックルームを返されないようにするためでもありますが、このパーティの場合はトリル展開後の4ターンで決着をつける必要があるので守るを封印してターンを稼がれないようにするためというのが主な採用理由です。基本的にトリックルーム展開を防ぐために1ターン目に攻撃技を打たれやすいポケモンなので、状況によっては守りつつニャオニクストリックルームを展開するという動きをするためにも守るは便利です。
最後の技は味方の攻撃を上げることのできる威張るです。似た役割を持つ技である手助けと比較すると、火力上昇幅の大きさ能力上昇として場に残り続ける点が優秀です。特に後者は封印も展開することが望ましいこの構築のムシャーナにとっては重要です(強力なポケモンを横に置くことで封印を打つ隙を作ることができるため)。
採用していない技で候補となる技は攻撃技・神秘の守り・重力・手助け・催眠術・悩みの種です。今回はパーティの都合上どれも入れることが出来ませんでした。
また、持ち物はメンタルハーブにしましたが、挑発やアンコールはサポーター枠で入ったドーブルがなんとかしてくれると考えて別の持ち物でも良かったと思います。威張るを怒りの粉で吸って来るモロバレルが苦手なことや、カバルドンの発生させる砂嵐のダメージが結構大きいことを考えて防塵ゴーグルがおすすめです。

狙い通りの活躍をしてくれました。
このポケモンの活躍させることができるかどうか、序盤(主に1ターン目)の行動の噛み合いで対戦自体の勝敗が決まると思います。


ドーブル

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持ち物: だっしゅつボタン
特性 : マイペース
性格 : わんぱく
努力値: H252 A4 B244 D4 S4
実数値: 162-*-94-*-66-96
技  : このゆびとまれ/ダークホール/ねこだまし/ワイドガード

展開のサポートをします。
技はサポートに便利な猫騙しとこの指止まれドーブルが動ける盤面で適当に打って強いダークホール序盤に相手に横取りしてもらうためのワイドガードです。ワイドガードファストガードと選択ですが、中盤以降どうにもならない盤面をひっくり返すのに強そうな方を選びました。
採用していない技で候補となる技はファストガード・横取り・マジックコート・退場技(大爆発など)・手助けです。この指止まれと選択で変えてもいいと思います。
持ち物は場合によって展開速度が最も高くなる脱出ボタンにしました。
特性は回避が上がって盤面に残ると困るのでムラっけは除外。マイペースとテクニシャンは選択ですが、この構築の場合少しの火力上昇が勝敗に影響しないと思うのでマイペースにしました。ただ、この構築だと基本的に混乱することも無いので好みだと思います。

活躍はしてくれたものの性格と努力値配分に反省点があります
素早さを上げていないことはトリックルーム中にダークホールを先制で打ちやすいというメリットもありますが、この構築の場合は素早さは最速の方が展開のサポートをしやすいです。陽気にして反動ダメージ最大のHS振りにするのが良いと思います。
今回は使い慣れていることもあり持ち物は脱出ボタンにしましたが、ドーブルが盤面に残ってしまってもカバルドンを雑に交換で出しやすい構築であるため、サポートしやすくなる拘りスカーフ影踏み(または交換禁止系の技や特性)+ドーブル放置でターンを稼がれる展開を防ぐことのできる綺麗な抜け殻ムシャーナを防塵ゴーグルに変える場合メンタルハーブも良いと思います。


ニャオニクス

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持ち物: きあいのタスキ
特性 : いたずらごころ
性格 : わんぱく
努力値: H252 B188 D68
実数値: 181-*-132-*-110-124
技  : よこどり/じゅうりょく/しんぴのまもり/トリックルーム

[耐久目安]
メガガルーラすてみタックル耐え
攻撃2段階上昇拘り鉢巻カバルドンのダブル補正じしん+砂ダメージで倒れる

主に神秘の守りを展開します。また、ファストガードの存在から猫騙しを打ちにくくさせます。
封印対策の横取りを除くと神秘の守り・重力・トリックルームという展開用の技を採用しています。その他の技候補として、封印対策用の封印もありましたがワイドガードや壁・身代わり・積み技等にも打てる横取りの方が便利だと考えて採用しませんでした。ファストガードは相手に警戒してもらえばいいため、手助け・威張るは展開を優先したかったため不採用です。ドーブルを霊獣ランドロスにしていたときは猫騙しを持っていましたが、サポートはドーブルに任せた方が良いので不採用です。
持ち物はムシャーナ守る+ニャオニクストリックルーム展開をするときの保険として気合いの襷です。耐久も同様の理由でメガガルーラの捨て身タックル耐えにしていますが、威張る+威嚇で攻撃が1段階上昇になった鉢巻カバルドン地震+砂ダメージで倒れて欲しいので難しいところです。
攻撃技はありませんが、イカサマの火力上昇に問題が無いので、悪あがき(挑発された際)の火力が上がるように性格は腕白です。この構築だと対戦に影響が出ることは無いと思うのでお好みで。素早さは最遅でもいいかもしれません。

予定通り盤面を展開してくれました。
封印にするか悩んだ横取りでしたが、ワイドガードのケアをしたり、身代わりを横取ったりしてくれて良かったです。
今回はサポートにドーブルがいることもあり気合いの襷は発動しませんでしたが、他に欲しい持ち物もありませんでした。


カバルドン

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持ち物: こだわりハチマキ
特性 : すなおこし
性格 : ゆうかん
努力値: H140 A252 D116
実数値: 201-180-138-*-107-46(個体値0~1)
技  : じしん/いわなだれ/あなをほる/ねごと

[耐久目安]
地球投げ(ナイトヘッド)4耐え
日本晴れ下のメガバクーダのダブル補正ふんか(威力150)で乱数1発(75%)
拘り眼鏡キングドラのダブル補正だくりゅうを最高乱数以外耐える

アタッカーです。
以前は岩技を打ちたかったのでドサイドンゴローニャ(ゴローン)を使っていましたが、岩技ではなく地面技で拘って問題無い場面が多かったので採用しました。より火力の高い太い骨ガラガラも候補でしたが、砂おこしによるスリップダメージと耐久の高さが優秀と考えてカバルドンにしました。後述のメガハガネールのすなのちからも発動します。
まず、持ち物は最も火力が高くなる拘り鉢巻です。守るを打ちにくくなくなってしまいますが、この構築はトリックルーム後の4ターンで相手を倒しきれない場合基本的に負けなのでそもそもアタッカーが守る余裕は無いが無いため問題ありません。盤面によってはカバルドンには適当に倒れてもらいます。
技は強力な範囲技である地震と岩雪崩以外で拘ると相手を倒しきれないので、この2つ以外は無くてもいいと思います。基本的に打つことはありませんが、寝言と寝言で選択されない穴を掘るを採用しました。
耐久調整は適当で、上記耐久目安も完全に後付け(キングドラの眼鏡濁流受ける状況は多分無い)です。より良いものに変えてもらえれば幸いです。

アタッカーとして大活躍でした。
拘り鉢巻込みの火力はあまり想定されないと思うのでそこも大きかったと思います。


チャーレム

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持ち物: くろいてっきゅう
特性 : テレパシー
性格 : のんき
努力値: H252 B252 D4
実数値: 167-80-139-*-96-76(個体値0~1)
技  : いばる/ファストガード/じゅうりょく/フェイント

主にファストガード猫騙しによるターン稼ぎを防いでもらいます。
技は一般的なサポートチャーレムの構成です。威張るが手助けでは無いのはムシャーナ同様能力を上げた後で打ちたい技があるからです。猫騙しは欲しいですが、他の技を抜くことが出来ませんでした。
持ち物はトリックルーム下においてファストガード猫騙しを防ぐことのできる相手を増やしつつ、カバルドンハガネールに先制で威張るを打つための黒い鉄球です。
チャーレムの素早さの関係で後述のハガネールが最遅では無いです。もしハガネールの最遅を優先する場合、チャーレムの素早さを下げる(Lv38や39)にするよりはLv50アサナンにした方が耐久も火力も高く、必要な素早さを確保できます。

重力地震の中でファストガードを打ち続けるというのはトリックルームのターン数の限られるこの構築では必須だと思わせてくれる活躍をしてくれました。


ハガネール

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持ち物: ハガネールナイト
特性 : がんじょう→すなのちから(メガシンカ後)
性格 : いじっぱり
努力値: H252 A252 D4
実数値: 182-150-220-*-86-39(個体値8~9)
   →182-194-250-*-116-39(メガシンカ後)
技  : じしん/ヘビーボンバー/いわなだれ/みがわり

[素早さ]
上記黒い鉄球チャーレムの素早さ+1

2匹目のアタッカー。カバルドンを雑に扱った際はこちらで攻めます。
攻撃技は強力な範囲技である地震と岩雪崩、タイプ一致技で最大威力が出やすいヘビーボンバーを採用しました。身代わりは守るに変えた方が良いです
上記チャーレムとの素早さの関係で最遅トリトドンと同速です。

予定通りカバルドンが倒れた後に暴れてくれました。
以前メガクチートを使っていた際はトリックルームのターン数稼ぎに守ってくる相手に対して身代わりが有用だったので身代わりを採用していましたが、このパーティだと相手の守るを封印しているのでそれが出来ませんでしたメガクチートの場合はトリックルームが切れた後に身代わりを残したまま不意打ちと言えますが、メガハガネールの場合そういう動きがしにくいのもあまり相性が良くないです。


[使用感・苦手なポケモン]
動かし方は複数ありますが、盤面の最終目標が重力・トリックルーム・神秘の守り・封印を展開するとはっきり決まっているので扱いやすいと思います。一方で、アタッカーの種類が偏っているため序盤の行動が噛み合わなかった場合に逆転するのは難しいです。いわゆるギミック依存度の高い構築だと思います。
苦手なポケモンメガバクーダ(低速のポケモン全般)、レベルを下げたポケモン、この指止まれや怒りの粉持ち(特によく見るポケモンだとモロバレルやピッピ)、お先にどうぞ持ちなどです。神秘の守りや封印を横取られたり、守ると似た効果を持つ技(キングシールド・見切りなど)でターンを稼がれたりしても苦しい展開になります。また、猫騙しとワイドガードを両立するポケモンが後ろから出てきた場合もファストガードとフェイントの択になります。


[感想]
チーム戦ということで緊張しつつも、序盤の噛み合いが大きい(じゃんけんに近い)構築ということもあり気楽に対戦しました。
対戦の動きの噛み合いもチームメイトとの勝ち方の噛み合いがうまくいき、3位になれてとても嬉しいです
トリプルチーム戦(紅白戦)のたびに反省しているのですが、使用可能な構築の大半がギミック依存度の高い構築が多いことでチームメイトの練習にならないことを次回は頑張ろうと思います。


[最後に]
チームメイトのあちゅさん・ちゅーいさん、主催・運営のしっとさん、対戦相手の皆様ありがとうございました。


[余談]

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チーム名は、トリプルチーム戦とは無関係にあちゅさんとちゅーいさんがバッフロン(あちゅさんが孵化)・マフォクシー(ちゅーいさん考察)・ダイノーズ(めも使用を予定)を考察していたので、この名前になりました。
結果的にチーム戦では3匹とも使いませんでしたが、考えていこうと思います。