レートでも使えますが、コンセプトをやや優先して勝つのは難しいのでタイトルはダブルフリーにしました。
月並みの発想かもしれません。
キャラになりきることを意識したパーティなのもあり、レートに潜っても勝つのは難しいことにはご注意ください。
☆パーティ1:クソ雑魚パンチトリパ 構築経緯
かつて使ったキングトリパというパーティのギミックが味方にクソ雑魚パンチを打つもので、エースがアクジキングということから某清楚なバーチャル配信者の方を彷彿させることに気付く
悪食ということが共通し、色合いがわずかに似ている
→キングトリパの並びをより清楚なものに変更
〇パーティ1: クソ雑魚パンチトリパ
・ランクルス@エスパーZ H4 C252 D252(B個体値26~27,S個体値0~1) れいせい
サイコキネシス グロウパンチ トリックルーム まもる /ぼうじん
・ドーブル@きあいのタスキ H76 A252 B124 D52(S個体値0~3) ゆうかん
ねこだまし このゆびとまれ トーチカ だいばくはつ /ムラっけ
・アクジキング@じゃくてんほけん A252 B92 D164(S個体値0~1) ゆうかん
ぶんまわす ドラゴンクロー ヘビーボンバー アームハンマー /ビーストブースト
・カプ・ブルル@フィラの実 H252 A252 D4 いじっぱり
ウッドホーン いわなだれ じこあんじ みがわり /グラスメイカー
後の2匹はペンドラーやロトム水、ワニノコ、ムウマなどの好きな清楚ポケモンを入れることが可能だが、あまりギミックとは関係が無い。
※ランクルスのグロウパンチは過去作限定
[簡単な説明]
クソ雑魚パンチ要員をランクルス(好物のゼリーに見た目が似ている)に変更。
A2段階上昇アクジキングがちゃんと食べられるようにB個体値が少し低い個体を使用。
理想的な動きは
ドーブルのサポートでランクルスがトリル始動
→ドーブルの大爆発で相手をぶんまわす圏内に入れる ランクルスはまもる
→ランクルスのクソ雑魚パンチ(グロウパンチ)で弱点保険を発動させつつ、
アクジキングの相手のポケモンをゼリーごと食べる(ぶんまわす)
→ビーストブーストでAが3段階上昇する
→カプ・ブルルが雑草を生やしつつ、清楚さを自己暗示
[使用感]
ギミック内に清楚なセリフを当てはめることができるので使っていて楽しかった。
(爆発も味方殴りも対応したセリフがあるため)
暗示役のカプ・ブルルも素早さが中途半端でやや使いにくい点は気になる。
清楚さを諦めてやや勝ちに近づけるなら暗示役にメガクチートやミミッキュを入れるなどが良いと思う。
また、S半減アイテム(パワーレンズなど)を持たせたムウマはアクジキングより素早さが低いため、ランクルス→ムウマにすることでムウマを撫でくりぶん回すことが可能となる。
ただし、ムウマはパンチ系の技を使えず、味方のアクジキングの弱点保険を発動させるにはめざめるパワーを打つ必要があるので注意。
☆パーティ2: 真クソ雑魚パンチトリパ 構築経緯
パーティ1を使っていてA実数値70から放たれる威力40の技は本当にクソ雑魚なのかということを疑問に思う。
→ポケモンの世界で単発威力の低いパンチであるれんぞくパンチ(威力18)を見つける
→それを最も低いA実数値で打てるレディバ(A種族値20)を見つける
→レディバをレベル1にすることでA実数値4から単発威力18のパンチを打つことが可能に
→清楚さを残しつつ、これを活かせるような並びを構築
〇パーティ2: 真クソ雑魚パンチトリパ
・レディバ@サンの実 レベル1 性格は自由
れんぞくパンチ アンコール みがわり こらえる /はやおき
・ワタッコ@きあいのタスキ H4 B252 S252 おくびょう
まもる いかりのこな にほんばれ おきみやげ /ようりょくそ
・ランクルス@エスパーZ H188 B100 C40 D180(S個体値0~1) れいせい
サイコキネシス トリックルーム だいばくはつ まもる /ぼうじん
・ケケンカニ@いのちのたま H180 A252 B4 D68(S個体値0~1) ゆうかん
アイスハンマー じしん いわなだれ みがわり /いかりのつぼ
後の2匹は自由。
※レディバのこらえるの遺伝はUSUMから
[簡単な説明]
クソ雑魚連続パンチの利点は連続技であることであるため、それを活かす。
サンの実で急所ランクを2段階上昇させることで、急所に当たる確率は命中込みで72%ほど。
理想的な動きは
ワタッコのサポートでランクルスのトリル始動
可能であれば、ワタッコが退場するように立ち回る
→レディバはこらえる、ランクルスでだいばくはつ(サンの実発動)
→レディバのれんぞくパンチでケケンカニのいかりのつぼを起動する
[使用感]
「わたくし」に名前が似ているワタッコや、「かに」座物真似の繋がりからケケンカニを使うのは面白かったのだが、ギミックとしてはとても弱かった。
いかりのつぼの起動確率である72%は信用できる数字では無いし、つぼ起動後にレディバのやることがあまり無い。
草タイプで粉無効のハネッコや、砂ダメを受けず頑丈持ちでフェイントまで使えるうえにつじぎりで確定急所を出せるエアームド、トリルやこおりのいぶきが使えるハギギシリなど、多少の違いはあれどもクソ雑魚パンチレディバの上位互換的な存在は多い。
そもそも清楚さよりもパンチのクソ雑魚さを求めすぎているのではないかということに気付いてレディバは孵化余りボックスに姿を消した。
☆パーティ3: 草を食べる兎トリパ 構築経緯
草食マリルリという清楚おあつらえ向きのポケモンの存在に気付く
→はなふぶきラランテスと組み合わせることで能動的に草(タイプの技)を兎に食べさせることが可能
→適当に清楚なポケモンを入れて構築
〇パーティ3: 草を食べる兎トリパ
・ランクルス@エスパーZ H188 B100 C40 D180(S個体値0~1) れいせい
サイコキネシス トリックルーム だいばくはつ まもる /ぼうじん
・ドーブル@きあいのタスキ H76 A252 B124 D52(S個体値0~3) ゆうかん
ねこだまし このゆびとまれ トーチカ だいばくはつ /ムラっけ
・ミミロップ@シルクのスカーフ H244 A252 B12(S個体値0~3) ゆうかん
まねっこ ねこだまし アンコール いやしのねがい
・マリルリ@パワーレンズ H252 B100 D156 なまいき
たきのぼり みずびたし あまえる うそなき /そうしょく
・ラランテス@フィラの実 H236 A252 D20 ゆうかん
はなふぶき はたきおとす ばかぢから みがわり /あまのじゃく
後1匹は自由。
※マリルリはルリリから育てる必要がある
[簡単な説明]
トリル始動後に大爆発で味方の場を空にし、ラランテスとマリルリを並べる。
マリルリの技でサポートしつつ、ラランテスで制圧する。
ミミロップはトリルサポートしつつ、まねっこで一致大爆発が使える。
間に相手ポケモンの行動が挟まる場合はいやしのねがいを使う必要がある。
[使用感]
ラランテスをサポートするのにマリルリが適しており、対戦における使用感も良かった。
さらに、ギミックの都合上ミミロップという兎のポケモンを入れることが出来たのもコンセプトと合っていて良かったと思う。
とはいえ、トリルターンが足りないという問題は否めず、実質爆発とラランテスで全ての相手を倒す必要があるのはなかなか苦しい。
何を考えたのかJCS2018にこの構築で参戦した(自由枠はナックラー)が、最高レートが最初の1勝時のレート(1514くらい)となり残りの試合はレート1500以下をさまようことになるという大惨事になってしまった。
ちなみに、「小学生の頃に雑草を食べる」というセリフや素早さ種族値を考えるとマリルも選択肢なのだが、進化の輝石マリルは片方に物理特殊耐久の特化する場合を除いてマリルリより耐久が低い。
使用してみると草食の影響で特殊技を受ける機会が多かったので、特防特化のマリルを使うのも選択肢だったかもしれない(火力はクソ雑魚になる)。
ペンドラーやロトム水は変なギミックを使わなくても十分戦えると思います。
ワニノコも使おうと考えましたが、ワニノコならではの強みを見つけることが出来ず断念しました。
(ムウマはアクジキングで撫でくりぶん回せる)
清楚な表現が想像以上に多く、使っていて色々な行動を清楚な表現で表すことができるのは面白かったです。
常に新しいパワーワードを生み出す配信をしている方なので、今後様々なギミックやパーティにも清楚な表現を当てはめることができるかもしれません。