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【ロトム1on1大会】拘り眼鏡ロトム

さいまるさん主催のロトム1on1大会に参加しました。
ルールは見せあい選出ともにロトム1匹のみのシングルバトル ノーマルルールです。技や持ち物・フォルムに制限はありません。
参加者(6人)全員の総当たり形式で、結果は3勝2敗(3位)でした。環境の予想は大きく外れていましたが、構築内容と対戦レポートが何かの参考になれば幸いです。

詳細な構築経緯は長くなってしまったので、下の方に入れています。
採用しなかった型もせっかくなので最後に載せました。

 


[使用構築]


[簡単な構築経緯(詳細なものは下の方)]
 まず、フォルムの専用技に対する相性は予想しにくいので考察から捨てました
 型としては一見PP枯らし型が強そうに見えるルールなので、それを中心に
  「PP枯らし型>特殊高火力型>物理型>…」
 という3すくみが考察されると予想しました。
 ただ、PP枯らし型はこの中だと明らかに不利(安定しない)と判断し、使用する型の候補から捨てました。同じように考察すると特殊高火力型と物理型を残して考察する人が多いと思ったので、この2つを中心に考えることにしました。
 そこで、特殊高火力型と物理型の中でより有利な特殊高火力型を選びつつ、
 一方でPP枯らし型相手も完全には捨てない拘り眼鏡型にしました。
 後は特殊高火力ミラーとその他の型に不利にならないように調整しました。

[コンセプト・立ち回り]
 相手のフォルムに対して有効な技を選んで倒します。
  ・非FC       : シャドーボール
  ・ウォッシュスピン: 10まんボルト
  ・カットフロスト : さわぐ
  ・ヒート      : めざめるパワー岩
 PP枯らし型に対しては不利ですが、初ターンを除き急所に1回当てて技を当てることを目指す。命中不安定なのでそもそも採用されていないことを祈りますが、相手にフォルム専用技を打たれた場合はどうにもならないので避けることを祈ります。

[個別詳細]

持ち物: こだわり眼鏡
特性 : ふゆう
性格 : ひかえめ
努力値: H124 B4 C204 D100 S76
実数値: 141-63(最低値)-128-166-140-116
技  : 10まんボルト/さわぐ/シャドーボール/めざめるパワー岩

[物理耐久]
・A1段階上昇おんがえし2耐え
・A4段階上昇イカサマのダメージが49~58
 同条件のいばる自傷のダメージが26~31
 自傷の引き方が悪い上に高乱数を引くということが無ければ勝てる(高い確率で勝てる)
[特殊火力]
・さわぐを除くと、対応する技を受けた特殊耐久方面に努力値を256振ったロトムが急所込み3発程度
 仮に能力ランクを下げられていても倒せる。
・さわぐで無振りFCロトム確定2発
 目安としてHDに特化して高乱数3発(77.95%)
[特殊耐久]
・FCロトムの補正有りC252振り1段階上昇さわぐが急所率込みで乱数2発(29.62%)
・FCロトムの補正有りC252振り充電後のZかみなりが乱数1発(43.8%)
 同条件で非FCロトムなら乱数1発(6.3%)
[素早さ]
・余りを素早さに振ったロトムを確実に抜けるように
 (この数字に特に意味は無いですが 無振り非FCロトム +5) 


 特殊高火力型(拘り眼鏡やZ技)や物理型(いばるイカサマor自己暗示や鬼火Z、拘り鉢巻)に有利になることを目指した調整にしています。
 無振りFCロトムがS1段階上昇で最速非FCロトムより速くなるため、このルールの素早さ調整は基本的には不要で、「最速・準速・余りを適当に振る」のどれかだと予想しました。ただ、一定の火力を維持しながら充電後のデンキZ雷まで考えて耐久をある程度上げると最速・準速は選べません(カットを除く)。そこで、これと同じような調整をした相手と、余りの素早さでの対決することがあると考え、火力や耐久を少し下げてでも余りの素早さ対決で勝てるようにしました
 急所込み3発で相手を倒せる特攻、打ち合いで50%以上の確率で有利に戦えるような耐久は維持しています(ただし、厳選の必要性から採用されにくいめざめるパワーと採用されたらどうにもならないフォルムごとの専用技を考慮することは諦めました)
 わるあがきのダメージを上げてもPP枯らし型に対して落とせる確率は大して変わらないので、いばる後の混乱自傷イカサマのダメージを下げる方が活躍の場は多いと考えて攻撃は最低値です

 フォルムは物理型と特殊高火力型を想定しているため、イカサマ・泥棒やシャドーボールで弱点を突かれる非FC電気技(拘り眼鏡10万ボルトやデンキZ雷)が等倍になるウォッシュとスピンは除外しました。特殊高火力型が採用できるシグナルビームを考えてカットも除外します。
 残るヒートフロストはどちらでも良いです。相手にしにくいめざめるパワーやフォルム専用技採用ロトムに対する強さはどちらにしても大して変わりません。似たような考えをした人がヒートとフロストの2択になった場合を考えてヒートにしました。

 必要な能力値にするためには拘り眼鏡しか無いので、持ち物は拘り眼鏡です。

 技の採用理由は以下の通りです。
  10まんボルト: ウォッシュもしくはスピンロトムを急所込み3発で落とす確率を上げるため
  シャドーボール: 非FCロトムを落とすため
           悪の波動は非FCロトムに打っても怯みの追加効果の発動は見込めません。
           怯みの追加効果が発動する状況は、特防下降の追加効果が発動しても勝てると思います。
  〇めざめるパワー岩: ヒートロトムを急所込み3発で落とす確率を上げるため
            居るかは別として、日本晴れを採用したヒートロトムや、
            ウォッシュ対策でイトケを持たせるヒートロトムを考慮すると、
            水にするリスクは大きい(メリットは特に無い)と考えました。
            フロストも急所込み3発で落とす確率を上げられますが打つつもりは無いです。
            理由は下の「さわぐ」の中に書きましたです。
  〇さわぐ: カットロトムを急所込み3発で落とすためのシグナルビームでも良いですが、
       耐性のイメージ上カットやフロストでPP枯らしをする人はおそらく少なく、
       雨乞い弱点保険めざめるパワー水のような奇策を使う人の方が
       多いと思ったのでそちらを警戒してさわぐにしました。


[使用感]
 環境の予想を大きく間違えてしまい、有利とは言えない対戦に繰り出すことが多かったです。ただ、不利なPP枯らし型に対しても50%以上勝つ確率がある対戦ができたので良かったと思います
 今回の大会では、他に充電後のデンキZ雷を意識して耐えるようにした人はおらず全員最速でしたが、充電後のデンキZ雷を採用したロトムを使用していた方が優勝していたので調整としては正しかったかなと思います(最速にしたところで充電型の人が全勝優勝になるだけ)。
 フォルムに関してはハイドロポンプを採用していた方がいました。フロストにすれば1回避けるチャンスが増えましたが、結局確率的に不利ですし、どうにもならない噛み合わせなので予測できてもフォルムを変更することは無かったと思います。
 この大会では使用していないので関係ありませんが、さわぐはシグナルビームに変更し、フロストロトムにもめざめるパワー岩を打って良かったと思います。めざめるパワーを採用した眼鏡ロトムを無視しているのに、雨乞い弱点保険めざめるパワー水を考慮するのは考えが一貫しておらず良くないと思います


[簡易対戦レポート(対戦順)]
こちらの行動は相手のフォルムに合わせて
  ・非FC       : シャドーボール
  ・ウォッシュスピン: 10まんボルト
  ・カットフロスト : さわぐ
  ・ヒート      : めざめるパワー岩
で固定です。

〇1戦目 reel さん(スピンロトム) 勝ち
 先制で光の壁を打たれたので、特殊耐久に256振ったPP枯らし型だと思いました。
 内緒話や眠るを撃たれましたが、スピンなので10まんボルトを急所に当てれば勝てると思っていました。ただ、こちらの攻撃が乱数3発のタイミングで眠るを選択されたので、そのまま倒しました
 うらみを撃たれないので不利なPP枯らし相手だけど確率的には有利だと思っていましたが、後で確認したらちゃんとうらみを覚えていて、持ち物は呑気のお香でした。結果的にお香を考慮しても5割強の程度の確率で急所が出ていたと考えられますが、きっちりうらみを打たれていた場合総攻撃回数が減ってしまうため、もう少し勝つ確率は低かったと思います。

〇2戦目 がれきん さん(スピンロトム) 敗け
 先制でZ内緒話を打たれたので、特殊耐久に256振ったPP枯らし型だと思いました。
 光の壁や眠るを撃たれましたが、スピンなので10まんボルトを急所に当てれば勝てると思っていました。ダメージから拘り眼鏡と判定されなかったのか、うらみを1回しか打たれなかったので10万ボルトを20回撃つことが出来ましたが、急所に当たらず敗けました
 勝率5割(相手の行動次第でもう少し低い)の対戦を2戦しているので仕方ないです。

〇3戦目 サイマル さん(非FCロトム) 勝ち
 先制でZ内緒話を打たれたので、特殊耐久に256振ったPP枯らしだと思いました。
 その後内緒話や眠るを撃たれましたがが、追加効果を考えると非FCロトムシャドーボールに勝つには影分身してうらみでPPを削るしか無く、それを選択されなかったので、そのまま倒しました
 後で確認したら影分身を覚えていたので、2ターン目に影分身を選ばれた場合はもう少し負ける確率が高くなっていたと思います。

〇4戦目 ナツ さん(非FCロトム) 勝ち
 先制で充電を打たれ、シャドーボールを耐えられました。ダメージ的にZ雷型だと思っていました。Z雷が飛んでくるも補正有りでも最高乱数以外耐えることは分かっているので急所を引かないことを祈っていると、耐えてくれてそのままシャドーボールで倒しました。
 環境に多いと思って想定していたタイプの型だったので当たった時は嬉しかったです。PP枯らし型の多い環境に刺さっていて、かつあまり想定されない型だったようで、この対戦を除き全勝で優勝されていました。

〇5戦目 Leaf さん(ウォッシュロトム) 敗け
 先制でハイドロポンプを打たれて敗けました。最速CS拘り眼鏡型だったようです。
 フォルムの噛み合わせは諦めていたので仕方無いです。フロストにしていても避けるチャンスが1回増えるだけですし、ヒートに当たる可能性もあると考えるとどうにもなりません。


[結果・感想]
 結果は3勝2敗(3位)でした。
 分布は高火力特殊型が3人、PP枯らしが3人。高火力特殊型が上位3人かつ3すくみの形になっていたのですが、私はPP枯らし型に対する勝率を低く設定したので勝ち数が足りませんでした。優勝のナツさん、準優勝のLeafさんおめでとうございます。

 フォルム違いで性質の異なるポケモンを使うルールだったので、その分難しかったものの、色々考えられて面白かったです。環境の分布予想は大きく外したのですが、考え方自体は間違っていなかったのか勝ち越すことができたのも良かったです。正しい予想をするのは難しいものの、次回も色々考えたいと思います。
主催・運営のさいまるさん、対戦してくださった皆様ありがとうございました。


[構築経緯]
 最初に、フォルム専用技を考慮したフォルム間の相性ですが、フォルム専用技は命中率やデメリットを考えるとその火力が必要では無い限り自分では採用したく無いですし、相手に噛み合されることについてはどうしようも無く、考察しても仕方ないと思ったので型についての考察をすることにしました

 まず、一見して強そうかつTwitterのTLでの評価も高かった型はPP枯らし型です。おそらくこの時点で無視できない型だと思います。逆に、毒々型等の眠るに対応できない型は横取り等の工夫をした型を除いて無視していいと思いました。
 このPP枯らし型に圧倒的に強いのが物理型(いばるイカサマor自己暗示や鬼火Z)です。ロトムには相手の物理火力を下げ続ける技(鳴き声や丸くなる)が無いため基本的に対応できません。そもそも技のスペースが無いですが、Z技で防御力を上げても厳しいと思います。
 その物理型に強いのが特殊高火力(拘り眼鏡やZ技)型です。物理型は元の火力の都合上、相手を倒すのに時間がかかるので特殊高火力に対応するのが難しいためです。ただし、ロトムには特殊火力を落とす技(内緒話や充電)はあるので、PP枯らし型には有利ではありません
 ということから「PP枯らし型>特殊高火力(拘り眼鏡やZ技)型>物理型>…」という3すくみが考察されると想定しました。ただ、この3つの型を比べると明らかにPP枯らし型だけ不利です。理由は以下の通りです。
  ・物理型に勝とうと思うとミラーや特殊高火力型を捨てることになる
   (他の2つの型は不利な型に勝つための工夫をミラーや有利な相手を捨てずにできる)
  ・有利な特殊高火力型にも急所や技の追加効果、同速対決で負ける可能性が十分にある
   要するに「PP枯らし型>特殊高火力型」の有利不利があまり正しくない。
   例えば同速で眠ると攻撃のタイミングがズレたり、上を取られて騒ぐを打たれたりしても負ける。
  ・PP枯らし型のミラーが影分身を積んで相手の恨みを避けながら、相手の恨みに恨みを当てるゲームになる
   毒々を当てながら眠るのPPを恨みで枯らすという手もあるが、結局影分身されると不利
  ・使いやすい回復技が行動不能になる眠るなのでミスした際に取り戻しにくい


 この時点でPP枯らし型を使用する型の候補から除外しました。もちろん上記3すくみの外の型もありますが、そうとうパワーのある型で無い限りPP枯らし型に完全に不利な型を使う人はいないので無視していいと思います。同じ流れで考える人がある程度いるとすればPP枯らし型はやや少なくなり、それに明らかに有利な物理型も少数、特殊高火力型が一番多くなると予想しました
 そこで、特殊高火力型>物理型>PP枯らし型の順に優先して有利を取れる型として今回採用した拘り眼鏡を用いました。調整については個別詳細に書いた通りです。

 結果はPP枯らし型が3人、特殊高火力型が3人とPP枯らし型が予想より多く、物理型は居ませんでした。電気技以上にフォルム専用技を意識している人も多かったのかなと思います。母数が多く無いので何とも言えませんが、上位3人は特殊高火力型だったのでPP枯らし型が安定して勝利できないという予想は当たっていたのかなと思います


[採用しなかった型]
いくつか不採用にした型をメモのように(語尾が敬体では無い形で)残します。
特殊高火力型は常に意識しているので全てフォルムはヒートかフロストで考えています。
おそらくこれ以外も色々な型があると思います。

〇PP枯らし型色々
持ち物: ゴーストZ or ノーマルZ など
特性 : ふゆう
技  : うらみ/ねむる/ないしょばなしorじゅうでん/選択技

[うらみの仕様]
うらみは攻撃技・変化技問わずZ技に対して無効。
眠り消費等で技を打たなかったターンでもその前にZ技以外の技を打っていればPPは減る。ただし、Z技ではない寝言に打つと寝言のPPが減る(Z技の場合はうまく決まらない)。
必中ではなく命中率のに従って外れる場合があり、守るの影響も受けるが、身代わりは貫通。
ZうらみはHPが満タンになるので上から騒がれたときの誤魔化しになる。


[内緒話と充電]
内緒話のメリットは横取りの対象にならず、チャージビームなどで特攻を上げてくる相手の急所時のダメージを抑えられること。相手のステータスを切り捨てにするので素のダメージもわずかに少なくなる。Z内緒話は耐久を9/4倍にできる。
充電は横取りの対象になるものの、シャドーボールの特防下降に対して急所時のダメージを抑えられる。Z充電は耐久を2倍にしか出来ない。


選択技の候補は以下の通り。
 〇かげぶんしん : ミラーで相手のうらみを避けて勝てる。
          急所率や追加効果発動率も下げることができる。
 〇どくどく   : ミラーで眠るのPPを枯らして打てば勝てる。
          ただ、影分身を積まれると外れるし不利な気がする。
          Z化すれば防御が1段階上がるので鬼火Z対策になるが、ピンポイントすぎると思う。
 〇チャームボイス: TOD用。必中で身代わり貫通。配布限定。
          相手がダメージを与える技を持っていないPP枯らし型の場合限定だが、
          1度でも相手のうらみにうらみを合わせられればTODを成立するターンが稼げる。
          電撃波や非FCロトム対策ついでにシャドーボールをZ攻撃技にしてもいい。
 〇おんがえし  : いばる系統への対策。PPが多く、それなりのダメージを出せるのでミラーでも使える。
          遂行の遅い物理型に、弱点を突かれやすい非FCロトムを採用する人はいないので多分大丈夫。
          泥棒は威力が低いため相手の遂行速度に追いつけない。
 〇みがわり   : いばる系統の物理型への勝率を上げる。ただ、これを入れるとミラーを捨てることになる。
          一応毒々恨みや急所・追加効果・Z技等の対策にもなる。
 〇エレキネット : 上からさわぐを打たれることに対応できる。
  (S上昇するZ技)  日本晴れZはついでに水技の威力を下げられる。
他の技には上記の技より優先して採用する理由を見つけられなかった。

構築経緯に書いた通りあまり勝ちやすくないと思ったので不採用
計算すればするほど能力と技スペースがもう少し欲しいと感じました。


〇いばるイカサマ型(高火力特殊型に勝てる可能性のある物理型)
持ち物: カムラの実
特性 : ふゆう
性格 : おだやか
努力値: H252 B156 D100
実数値: 157-*-147-*-154-106(個体値28~29)
技  : イカサマ/いばる/ないしょばなし/ねむる

[能力目安]
C特化眼鏡さわぐ+C1段階下降特化眼鏡さわぐ+C1段階下降特化眼鏡さわぐ超高乱数耐え
→カムラの実が発動する。
相手との行動順がはっきりしていないと困るので、素早さを無振り-1に。
これでもS1段階上昇で最速非FCロトムは抜ける。


物理型の遂行速度の遅さを補うには特攻を下げ(特防を上げ)眠って行動回数を稼ぐ必要がある。
ただし、さわぐを考えると素早さを上げてさわぐの切れたターンに先制で眠らないと駄目。
PP枯らし型にみがわりを採用するスペースはおそらく無いので、ここを無視してカムラの実でSを上げるのが良いと判断。
特防と素早さの関係を逆にしてタラプの実+エレキネットにすると、攻撃してくる型がみがわり置いてきた時点で終わる。また、特攻は何段階か下げたいけれど素早さは1回上がれば(下げれば)いいので、やはりカムラの実+内緒話の方が良いと思う。
鬼火Zやいばる暗示は持ち物や技スペースの関係で特防と素早さの上昇を両立できない。

初手は後攻で内緒話を打ち、その後は相手の行動に合わせる。
攻撃を最低値にしてH252振りにしてもA6段階上昇イカサマは乱数2発(35.9%)で眠るで受けきれない(4段階上昇でも確3なので受けきれない)。いばるもイカサマもPPは24あるので、身代わりを持っていないPP枯らし型に負けることはおそらく無い。
高火力特殊型に対して勝つ確率は上げているが、めざめるパワーやフォルム専用技のような調整を崩される技を採用されると厳しい。
素早さが遅く、初ターン内緒話を打つので物理型のミラーは少し不利。

わりと強そうだと思うけれど、HP管理の難易度がとても高いので不採用
冷静に考えるとここまで無理をしないと使わない型を使う人がいるという予想するのはおかしかった
この型の調整を崩したかったので、大会で使用した眼鏡型にはめざめるパワー岩を採用した。
勝てたかどうかは別として大会で使用した眼鏡型よりこっちの型の方が見た目が面白いので、不採用にしたのは失敗だったかもしれない。


〇よこどりZ毒々
持ち物: アクZ
特性 : ふゆう
技  : よこどり/どくどく/まもるorないしょばなし/ねむる

発想は上のいばるイカサマの型と同じ。
毒々型だがこちらのHPを減らす技の無いPP枯らし型に有利。
よこどりをうらみで枯らされると負ける(5回中2回読みを通せば勝てる)。
内緒話や守るで高火力特殊型にも対応する。
内緒話が安定だが、守るは変なタイミングで騒ぐを打たれても解除して眠れるのと鬼火Z物理型がいたときには強い。

横取りじゃんけんをしたくないので不採用
有利にしたはずのPP枯らしに横取りじゃんけんしなきゃいけないのが悲しい。
また、こちらの体力を削られたうえで眠るを横取りさせられると、その隙に眠られるので結局眠るに対する対策としてもあんまり強くないと思う。


〇ねごとZ
持ち物: ノーマルZ
特性 : ふゆう
技  : ねごと/ねむる/選択技1/選択技2

ねごとZで急所ランクを+2にして壁や能力ランクを無視して攻撃できる。
本来眠るでの回復に行動を重ねるには相手の攻撃を確定5発にする必要があるが、ねごとのおかげで確定4発でも眠りながら動ける。

ちゃんとした攻撃技を持ちつつ、相手の攻撃を確定4発にするのが難しいので不採用
鬼火Z型もこれも高火力特殊型とPP枯らし型を見ようと思うと技スペースが足りないのが難しい。

他には持ち物にメトロノームを採用した型を計算していたものの、まとまらず断念。
優勝した充電デンキZ型も有利な眼鏡型(ヒートorフロスト)を同時に考察していたので採用できませんでした。