めものブログです

主にポケモン

晴れ単純ドレディア

シンプルビームが使いたくて組みました。
本当は全能力上昇系のZ変化技(テクスチャーやハッピータイムなど)と組み合わせたかったのですが、Z変化技のオーラをまといながらの能力上昇は特性の影響を受けないことが判明したため、ちょうのまいで代用しました。


[パーティ]

QRチーム: https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-4C3F-B27E

[コンセプト]
ひざしがつよい状態でようりょくそドレディアを出し、はやあしマッスグマのシンプルビームで特性をたんじゅんにした後ちょうのまいを使って一気に能力を上昇させる。
行動順はシンプルビームより前に決まっているので、先制で特防を上昇させやすく、相手の攻撃を耐えやすい。
さらに次のターンは特性がようりょくそでは無くなっているので、ドレディアの攻撃より先にマッスグマでたがやすことができる。

[個別(採用順)]

ドレディア@アッキのみ
性格:
おくびょう
数値:175(236)-*-123(220)-131(4)-100(36)-123(12)
技 :ギガドレイン ちょうのまい こうごうせい まもる
特性:
ようりょくそ

単純になって能力を上げてくれるポケモン
「シンプルビーム」+積み技をするということは相手を1ターン自由にすることになるため、ここで単純に火力強化をしても落とされる危険がある。
さらに、次のターン上から行動できなければ先制で落とされかねない。
積み技を耐久と素早さが両方上昇するものにすることで、この問題を誤魔化せるので「ちょうのまい」を使うことにした。
さらに、初ターン先制できなければ意味が無いので、その条件を特性で満たしやすいドレディアを採用した。
(キレイハナもいるが、素早さに努力値を多く振る必要から他の数値が低くなってしまう)

いくら積んでいるとはいえ、ドレディアだけで相手を倒しきるのは困難なので基本的には「じこあんじ」の対象になってもらう。
そのため、「ちょうのまい」以外には回復技や「まもる」を採用し、努力値の大半を耐久に回している。
なんとか物理耐久も上げようとアッキの実を持たせているが、回復系木の実や自己暗示役をカプ・コケコにした場合のエレキシードも候補。

wcsルールのドレディアがよく使用する草Z「リーフストーム」や「ねむりごな」警戒+晴れターン稼ぎで守る相手も多く「ちょうのまい」をする隙が思ったよりあった。
マッスグマを選出しないときもこのことが役に立つことは多かった。


マッスグマ@かえんだま
性格:
おくびょう
数値:173(156)-*-87(44)-*-88(52)-167(252) 余り4
技 :あまえる シンプルビーム たがやす まもる
特性:
はやあし

「シンプルビーム・たがやす」によるサポート用ポケモン
コンセプトの通り、特性はやあしによって先制でシンプルビームを打てるのが強い。
技構成は、「シンプルビーム」は確定、少しだけ生き残ってもらう必要があるので「まもる」、「ちょうのまい」で上昇しない防御を誤魔化すための「あまえる」、相方が草タイプでかつマッスグマが先制できる相性の良さから「たがやす」を入れた。


リザードン@リザードナイトY
性格:
おくびょう
数値:159(44)-*-109(84)-145(124)-106(4)-167(252)
  →メガ進化後159-*-109-195-136-167
技 :オーバーヒート ねっぷう めざめるパワー(地) おいかぜ
特性:
もうか → ひでり

天候起動用ポケモン
退場するだけならコータスで爆発すればいいのだが、以下の理由からメガリザードンYを採用した。
  ・高火力炎タイプがいてギミック選出できなくても戦える。
  ・メガ進化の仕様で天候の取り合いに強い。
  ・追い風による相手の追い風への対応ができる。
  ・やっかいな相手のポケモンを「オーバーヒート」で処理できる場合がある。

基本的にはマッスグマより優先的に狙われるので、ギミックは成立しやすい。
たまにマッスグマが集中的に狙われることもあるのだが、それはそれでリザードンの高火力を押し付けられるので問題ない。
ヒードランが非常につらいので「めざめるパワー地面」を採用し、後は採用理由通りの技。
さっさと退場するなら努力値は特攻と素早さだけでいいものの、メガガルーラを倒してくれると戦いやすいということから少し耐久に振っている。
相手の炎タイプに対してはメガ進化せず、「おいかぜ」だけして退場するとドレディアへのダメージが下がる。


ラティオス@イアの実
性格:
おくびょう
数値:159(28)-*-102(12)-177(212)-131(4)-178(252)
技 :サイコキネシス アシストパワー れいとうビーム じこあんじ
特性:
ふゆう

「じこあんじ」要因。
ギミック前提の「じこあんじ・アシストパワー」の他に、テラキオンに打つための「サイコキネシス」、対ランドロス用の「れいとうビーム」を覚えている。

普通に戦ってもらうことも多いため特攻と素早さに振っており、相手のポケモンリザードンの「ねっぷう」圏内に居れられるのは偉い。
素早さが足りず、「じこあんじ」をする前に大きなダメージを受けることも多いので、素早さが高いカプ・コケコでもいいかもしれない。


オコリザル@こだわりスカーフ
性格:
ようき
数値:141(4)-157(252)-80-*-90-161(252)
技 :インファイト いわなだれ ダストシュート れいとうパンチ
特性:
まけんき

マッスグマを選出しない場合にメガリザードンYが不利なランドロスヒードランテラキオン、カプ・コケコ、メガリザードンYバンギラスあたりに有利だと思って採用。
そのため、最速でこだわりスカーフ持ち。
技は範囲を考えてこの4つ。
耐久振りリザードンを落とせないので「いわなだれ」は「ストーンエッジ」でもいいかもしれない。

マッスグマを出さない場合はだいたい選出したが、素早さが高く威嚇が効かないので、思った仕事をしてくれる。
少し足りない火力と「ダストシュート」の命中が難点。


バンバドロ@ジメンZ
性格:
ゆうかん
数値:207-165-120-*-133-36(個体値0)
技 :じしん 10まんばりき どくどく ほえる
特性:
せいしんりょく

対トリルや対ライチュウコケコに有利だと思って採用。
刺さっていないときには出さないので攻撃技は一致技2つ。
バンバドロを選出する場合の相手のクレセリアは重くなりがちなので「どくどく」を採用し、トリル阻止や積み技や滅びを使うパーティへの対策として「ほえる」を入れた。
倒せる相手をきっちり倒すためにジメンZ。

素早さが低いため、選出率は低い。
出したときの仕事は多いので「10まんばりき」より「まもる」の方が良かったかもしれない。


[使用感]
ギミック成功時は能力が一気に上がり、多くの場合耕すまでつながるので、非常に楽しい。
火力も上昇するので試合時間もちょうどいい。
ドレディアも含め、単体でそこそこ戦えるポケモンが採用されているので、ギミック不発→負けとならないことも良かった。

炎タイプや高火力物理ポケモンがギミックの障害になるので、どうギミックを決めるかやマッスグマを出さないかなどを対戦中に考える必要がある。
一方、相手も見たことがない並びに対して色々考えて行動してくれる感じがすることは多い。
そのため、対戦に作業感が無く、楽しい試合ができた。